ネガティブな思考に絡め取られ続けると、不思議なことに途中から、自分自身で「それを離してはいけない。よくよく感じなければいけない。だってこれ自分で解決しないと次には進めないよ!」というような感じになってくる。
言い換えれば、自分でそこにとどまることを望み始めてしまう。
「そんなまさか」と思われるかもしれないが、これは無意識の中で誰にでも起こる。
これはホメオスタシスの誤作動である、というのは簡単だけども、気づかないうちにどんどん苦しいループに落ちていく。どんどん、自分で自分の首を締め続けなければいけないような状況になってくる。
これに対して「弱いなー」とか思う必要もない。
ある種、そういう仕組みなのだから、そこを責めても仕方ないのだ。
そんな抱えられない思考の排泄物は一旦だしてしまったほうが何かとスムーズにいく。
○んちまでキレイにずっと抱えている必要はないということである。
腹痛は、まずはおさめないと、○んちがなんであるかすら考える余裕はできない。
経験上、大抵の場合それらは”その時抱える必要はない”もので、”抱える”必要がでてくるのは少し別のレイヤーでの視点が活きてくる時である。
※ここについてはまた今度。
そこまで気づいてしまえば、いろんな思考のデトックス法があるが、一番の肝は「自分でネガティブさにとどまることを望んでいる」と気づけるようになるまでである。