自己開示と対人関係の関連性を理解するためのツールとして、1969年ごろにジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham) によって提案された考え方。
自分に対しての自分と他者の気付きに基づいて描かれた心の4つの窓の大きさとその変化から、対人関係の形成・発展の問題を考えることによって、自分の行動を変革するための図式モデルである。
目次
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解放領域(open area)
左上は、「自分が知っている私」であって、「他者が知っている私」の領域。つまり、この「私」は、自分も相手もお互いにわかっている「私」であり、自分と相手に共有された「私」についての情報であることから、解放領域と呼ばれる。他者に開放された公的な「私」であると言える。
隠蔽領域(hidden area)
左下は、「自分が知っている私」であって、「相手が知らない私」にあたる。この「私」は、自分にはわかっているが、相手には隠して知らせない「私」であるため、隠蔽領域と呼ばれる。
盲点領域(blind area)
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未知領域(area of unknown activity)
解放領域の拡大
発見
参考:インターパーソナル・コミュニケーション―対人コミュニケーションの心理学