だいぶ更新が滞っておりました。
年を明けてから、色々と変化があったのですが、ひとつ大きなこととして、一昨年からお手伝いをさせていただいていた一般社団法人障害者就労支援協会 コンフィデンスの理事に就任いたしました。
コンフィデンスは、障害者の方の就職をサポートする社団法人なのですが、そちらでコミュニケーションの講座や経営側としてお手伝いしております。
本業(?)としては、おち対話デザイン事務所として提供している個人の方向けのコーチングなのですが、コンフィデンスでの活動も合わせて幅広い意味での”対人支援”を行うべく、今後も日々邁進して参りたいと思います。
うつで家から出ない生活をしていた私がいつのまにやら支援者側に回っている事自体が不思議なのですが、またに「今の自分であれば、あの頃の自分をどのように支援するだろうか?」と考えることがあります。心療内科にかよっていたので、コーチの私に支援できるものではないのかもしれないのですが、あの頃の満たされない思いをどのように関わってあげられるだろうか?というのは、一つ重要な観点だなと思うわけです。
というのも、私が考える支援というものは、基本的にはどの人に対しても”自立支援”なわけです(ある段階までは)。これは公費負担医療のいう自立支援の意味ではなく、「自分の人生に対して、自分自身で立ち向かっていくためのお手伝い」という意味です。
ある人にとっては、いままでの自分の殻を破ることかもしれません。
ある人にとっては、過剰に苦しんでいることは手放して、楽に暮らしていくことかもしれません。
ある人にとっては、いままでできなかったことができるようになることかもしれません。
ある人にとっては、自分の中に眠っていたビジョンや力に気づくことかもしれません。
いずれにしても、自立という道を通して、個人がもっている”可能性”を最大限に拡大してあげたいというのが、私の支援者としての思いでもあります。そのために、何ができるのか。まだまだ、力及ばずなことも多いですが、日々考えながら過ごしています。
今年は、この点について深く深く考えていきたいと思っています。