操作

認知発達を包括的に捉えた発達心理学の巨人ジャン・ピアジェが提唱した認知されたものが内面でどのようなことを行っているかを示す発達心理学の重要概念。

操作とは,行為が内在化されて表象されたもののこと。ここでいう表象とは、ある対象に対する心の中のイメージのこと。

例えば、「みかん」という言葉を聞いたときに、こころの中になんらかのイメージを発生させる。この内面でのイメージが表象である。そして、我々は、そのイメージの中で、みかんの皮をむくこともできる。これは実際の行為ではなく、表象上で行われる行為です。この行為のことを操作と呼ぶ。

頭の中での暗算も、行為が内化されたものなので、操作の一つといえます。

ピアジェは、表象が可能になる時期やどのような操作が可能になるのかの水準を提唱した。

参考:絶対役立つ教育心理学 著者藤田 哲也 ミネルヴァ書房

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