観察学習

古典的条件づけ や オペラント条件づけ が学習者自身が自分で行動し学習することから直接経験と呼ばれるのに対し、学習者に報酬が直接与えられなくても、他者が報酬を得ていることを観察するだけでも、その報酬の元になった行為を学習するという考え方。他者の行動や態度,あるいは感情の表出を観察することで,その行動型を学ぶ学習方法とも言える。

カナダの心理学者バンデューラは、社会学習理論(モデリングによる学習)を提唱し、学習が他者の行動を観察することによっても成り立つことを実証した。

バンデューラによれば、観察学習が成立するには,4つの過程で捉えることを提唱している。

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1,注意過程

該当の行動をとっている他者に注意を向けること。(大前提)

2,保持過程

観察した事を記憶にとどめておく過程。

3,産出過程

その記憶された行動を実際に自分の行動として再生できるか否か判断する過程。

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4,動機づけ過程

1〜4で習得できた行動を実際に遂行するかどうかを決定する過程。

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