わたしらしい素敵ってなんだろう?
そう思う方は多いのではないでしょうか?
テレビや女性誌を覗けば、キラキラと輝いている女性をたくさん目にします。子育てをしつつも、自分という芯を持って独自の道を進んでいて輝いていたり。
そこに書いてある事を実践してみるけど、長続きしないし、周囲からの評価はよくわからない。いいなー、なんで自分はあんな風になれないんだろうな。どうしたらなれるんだろうな。自分には無理かな…などなど。悩みはつきません。
でも、その行動はあなたにあってますか?
おち対話デザイン事務所では、その願いを越えて「本当に素敵な女性になる」ために必要な事はなにか?について考えてみました。
記事を書いている私自身は、冴えない男性(笑)ですが、ひとつ騙されたと思って参考にしてみてください。
ではまずは、一般的に「素敵な女性」というと、どういう人の事を想像するのか考えてみたいと思います。
世間が思う「素敵な女性」像
世間的に言われるであろう「素敵な女性」像を、私の独断と偏見でリストアップしてみました。あなたの中の感覚と照らし合わせながら、見てみて下さい。
容姿、姿勢がきれいな女性は素敵!
いつも笑顔がたえない女性は素敵!
思いやりがあり、気配りの出来る女性は素敵!
誰に対しても態度が変わらない女性は素敵!
自分の意見をもっている女性は素敵!
清潔感のある女性は素敵!
素直な女性は素敵!
自立している女性は素敵!
ありのままの自分で生きている女性は素敵!
他にも色々とあるかと思いますが、とりあえず上記でまとめてみました。ない場合は、ご自身で足してみてください。
試しに全部を兼ね備えた素敵な女性になる!
では、せっかくなので、ひとつためしてみましょう。
試しに上記の全てを均等に目指している自分をイメージしてみてください。
図のように、自分の領域をどんどん拡大していくイメージで。
今から、あなたは、全てを兼ね備えた素敵な女性になるのです。そうすれば、世間からは100%「素敵!」と言われる女性になれます。やったね!
その時、自分のどんな姿が浮かんで、あなた自身はどんな事を感じているでしょうか?
その理想的なあなたは誰なのでしょうか?
どうでしょう?
どんな自分が思い浮かんでいますか?
これで、イメージが開けた方は、すばらしい!
そのまま、突き進んでいきましょう!
が、一方で、「全く思いうかびません」とか「そんな事あるワケない」とか「そんな存在違和感がある」と思うかもしれません。そんな事で変われれば、この記事読んでないと(笑)
実際、この質問は、唐突であまり核心をつくようなものではありません。
むしろ、全方向に広げようとすればするほど、各方向に分厚い壁を再認識してしまう人のほうが多いかもしれません。余計に萎縮して、「自分なんて…」と卑屈になってしまうような。
なぜ壁を感じてしまうのか?
一番の理由として、それは自分が他の人に比べて劣っているという自覚してしまい「無理!」と思ってしまうから、ということがありますが、それだけではないと思っています。それだけなのであれば「できません」と開き直れる人がもっと多くてもよいような気がします。
実はその奥にある「私だって、なれるもんならなりたい」という期待の気持ちが壁と葛藤を生むのだと思います。
だから、苦しいし、思うように動けない。
今回は、なかば無理やりやったのですが、実は、よく似た状況が現実でも起きているのではないでしょうか?パーフェクトな自分を目指してしまうというような状況です。その実、何に力をいれたらいいのかもよくわからなくなってしまい、とりあえずみんなが良いというものに取り組んでみるとか…。
では、どうしたらいいのでしょうか。
自分のインパクトから素敵な女性になる選択をしてみる
ここで質問を変えてみます。
さっきの項目の一つ一つを見ながら、一番気になった素敵な女性像を選んでみましょう。
その時、逆に嫌悪感があるものも一緒に選んでみましょう。
選ぶ時は「こうなりたい!」という気持ちは一旦置いておいて、各項目が自分にとって、どんなインパクトがあるのか、確認する感じにしてみましょう。
インパクトの例
- ほっとする
- 新鮮な感じがする
- ぞわっとする
- わくわくする
- 何も感じない
- etc
- 各項目を紙に書き出してみましょう(ちょっと大きめの紙にでっかく書きましょう)
- そして、それを胸のところに持ってきます
- その時、その言葉が自分にどんな風に浸透していくかイメージしながら確認します
- インパクトを記録してみましょう
- その中から選んでみましょう
では、ここからそのインパクトについて聞いていきます。
なぜそれを選んだのでしょうか?
あなたは、なぜその項目を選んだのでしょうか?
そのインパクトのどこが心地よかったのでしょうか?
インパクトの源泉を探ってみましょう
さっき出したインパクトは、あなたのどこから来ているのでしょうか?それについて、少し考えてみましょう。それは、いつかの出来事なのかもしれないし、誰かから言われた一言がキッカケなのかもかもしれません。
あなたのそもそも持っている素敵要素ってなんでしょう?
ここまでで出てきたあなた自身が持っていそうな、素敵な女性になるための要素(勝手に素敵要素とよびます)ってなんでしょうか?ほんの些細なことでも構いません。ちょっとあげてみましょう。
あなたの本当の願いってなんですか?
素敵な女性になりたいと願っている奥底にある、あなたの本当の願いってなんでしょう?
それを確信をもって言えるようになれれば、私から見て、あなたは既に素敵な女性になることに成功しています。
本当の願いが実現しているあなたの世界ってどんな世界ですか?
ここで言っている世界は地球の意味というよりは、個人の世界ということですが、さあそれが実現した時、どんなあなたワールドが展開してくるんでしょうか?
価値観の確立している個人=素敵にみえるという考え方
「素敵な女性になる」方法について教えてくれるんじゃないの?と思った方もいるかと思います。ここで、なぜ、こんな事をしているのか。それについて書いてみます。
前提として、誰一人として同じ人はいません。見た目が同じでも、性格・言動まで同じ人に遭遇することはないでしょう。
しかし、人は成長したい生き物です
その過程で、別の何かに「憧れ」ます。
あんな風になりたい!羨ましい!と。
これは個人が成長していく上での素晴らしい機能だと思うのですが、ひとつ注意したいことがあります。
果たして、その憧れる自分自身は、どんな人なんだろう?ということです。
さきほど、誰一人として同じ人はいないと言いましたが、これは言い換えれば、誰一人として同じ価値観を持った人はいないということです。価値観というのは、言い換えれば、人間性そのものです。それは決してどうなりたいとか、どうあるべきということではなりません。
今この瞬間、自分がいったい何者であるかということなのです。
価値観を知ることは、その人をいきいきとさせるための源泉なのです。それが素敵!ということに直結していくと私は考えています。
もしここで、自分の価値観を見つけることなく他の人の要素を取り入れようと目指した場合、そもそもの向かっていくパワーが小さくて、どこかで息切れしてしまうかもしれません。
しかし、自分の価値観を理解した上で進んでいくと、よりパワフルに理想を目指していく事ができます。結果、乗り越えていくその姿は周囲から見ても「素敵!」という評価につながっていくのだと思います。
そうなのです。
素敵というのは、他人から見た評価なのです。
最後に
皆さんに、こんな言葉を贈りたいと思います。
美しい花がある。花の美しさというようなものはない。
小林秀雄
以下、私の解釈です。
人から見て美しい花というのは、存在するだけど、花のほうは「美しさ」を念頭において咲いているわけではない。と言ったところでしょうか。(浅い解釈なのかもしれませんが)
人からみた「素敵な女性」いるけども、素敵な女性が持っている項目に「素敵さ」なんて指標はないのかもしれませんね。
この記事が「そうだ!本当に素敵な女性になるんだ!」という気持ちにつながればと切に願っております。
正直にいうと、最初にあげた素敵リストでは、世間的な評価をリストアップしたものなので、少し物足りないかもしれません。もっと価値観を探したい!と思った方は、下記に価値観リストというのをアップしてみましたので、ここからご自身の価値観をさぐってあなたらしい「素敵」を見つけてみてください。ボタンを押すとPDFファイルがダウンロードできます。