昨年、行いました勉強会のレポートもログを残していこうと思います。
そもそも勉強会をはじめた意図
第一回は研究発表会と銘打って2016年6月12日に実施しました。
この当時、おち対話デザイン事務所(当時はこころの境界線研究所)を思いついて以来、コーチングだけではなく様々な勉強をしてきたのですが、それが頭の中で混在しているような状況でした。ブログをそんなに書くこともなく、なんとなくもやっと活動しているような状態。
傾聴やプロセスワークやボディワーク、病態水準、ゲシュタルト、フォーカシング、交流分析、ロバート・キーガンの発達理論、ケン・ウィルバー、コーチング、現代音楽、民俗学、インタビュー、気功、太極拳などなど、混乱はしていなかったのですが、頭の中はごちゃごちゃしていたのは確かでした。そんな時に、一度整理する場所がほしかったというのが当時の気持ちです。
で、軽い気持ちでFacebookでイベントを作成してみたところ、定員を20名が、あっという間に埋まってしまいまして、びっくりという状況だったのです。本当にありがたいお話です。
どういう観点でまとめたか?
さらにびっくりしてしまったのが、コーチングに関わっていない方まで参加を押していただけたということでした。
これは少し、迷いました。なぜなら、自分の整理のためであれば、あまり対人援助に関わっていない人には「理解しにくい話」というのが、多分にあり、どこまで合わせるべきか気になったからです。
あまりにぶっ飛んだことを書けば、せっかくきてくれたのに寝るだけになってしまうなと。
ということで考えついたのが、越智の自分史と学んできたことを重ね合わせることで、より理解しやすい形にしようということでした。で、自分史をまとめていたらスターウォーズの構成が使いやすいということで、ちょっとふざけたこのタイトルになっていったのでした。
資料作成
過去何度か、自分の人生を遡ったことはありましたが、”学んだ事を取り入れながら”という観点ははじめてだったので非常に時間がかかり、スライドも120P近くになってしまいました(笑)
ご興味あれば、メッセージいただければ差し上げます。
発表会当日
今まで、自分の話を3時間も一人で喋り続けるという機会はなかったので、多少緊張しましたが、本当に多くの方にきていただけて、大満足でございました。
実施してみての感想
自分の歴史を纏めて、それをみていただけた、そして3時間という長丁場で、観客にプレゼンするというのは、かなりの冒険でしたが、なんだかやりきった感じはしておりまして、個人的には非常に満足したものとなりました。
そして、この時に冒頭に説明した下記の文章が、今も私の軸となっていることを発見できたのでしたのも大きな収穫でした。
「プロローグ:世界と先達への感謝」
今日これから語ることは、私自身の話であると同時に、私に関わってくれた方およびひとつひとつの分野に命を人生をかけてきた数百万人、数千万人の在野の人、宗教家、思想家、研究者の智恵や思いでもあります。そして、同時に私が関わせていただいた師匠たちから伝えられたものであります。私は、その意志をつぐ者であります。
それは言い換えれば、太古から続く人類と生物と地球の流れの中にいるということです。 その意味では「学ぶ」よりも「思い出す」という表現が適切なようにも感じています。先達に感謝と敬意をもって知恵を活用させていただき、まだ生まれていない次世代へつなげていければと考えます。
つまり、私は新しいことなど何もしておらず、繋いでいくこと自体が私の創造活動の形であると考えます。