越境コーチングとはなにか?

はじめに

悩みの種類は同じに見えても、背景は千差万別

人には、それぞれの過程や状況があります。そして、一人ひとりが色々なステージいながら、そこでの悩みがあり、それに立ち向かいながら生きています。

悩みの内容は、様々でしょうが、表面上は多くは簡単にくくられてしまいがちです。
「やりたいことが見つからない」、「仕事がつらい、忙しい」、「将来が不安」、「マネイジメントがうまくできない」、「周りの人が、思うように動いてくれない」、「夢を達成したいけど、なかなか実現しない」などなど。

多くの場合、悩みの内容の本質部分や気持ちは、なかなか理解されにくく、当人は頭を抱えるような状況がほとんどです。それでも「がんばって乗り越えて行くことが成長」のように言われ、そんな世間とのギャップに自信をなくし、苦しさを自分の中で抱えたまま、頑張っていらっしゃる方が多いように思います。悩みながら、超えられない壁のようなものを感じている方も多いのではないでしょうか?

私もかつて、会社員時代に、自分を責め続け、うつ病になった過去がありました。

ですが、情報が溢れている現代においても「実際にどう乗り越えていけばいいのか?」の答えは、意外とシックリこないことが多いかもしれません。解決に向けて、色々な本を読んでみたり、身近な人にアドバイスをうける機会もあるでしょう。アドバイスを受けたり、よいと言われる本を読んでみるけど、理解できなかったり、わかるけどなんとなく腑に落ちなかったり、とにかく行動してみようとがむしゃらに動いてみても、うまくいかなかったり。

なぜアドバイスを受けたり、本を読んでも、問題が解決しにくいのか?

人の意識には様々な段階があり、そこには身体や思考や道徳観、育ってきた環境など、様々な要素が絡み合ってきます。その複雑な要素に気づくこと無く、一定の方法で処理しようとすると、自分自身にマッチしない状況がでてくるのです。また、その時の焦り具合や悩み方によっては、冷静に考えることすらも難しいときがあります。

それには、「自分がどんな性質を持っていて、どうして問題をかかえているのか」「はたまたどんな良いところがあるのか?」「今現在、どんな状態なのか?」「本当はどうしたいのか?」など、自分の意識の型に気づいて、自らの心の仕組みを理解しながら問題に取り組んでいくことが必要です。

自分という存在の取扱説明書に気づいていくことができれば、色々な問題が発生しても、自らの手で解決し、力強く生きていくことができます。

そのお手伝いをする手法として、対話を利用したコーチングは非常に有効な手段だと考えます。

対話とは?

対話とは、お互いを理解し深め合う為に本音と本音の話し合いをする、信頼関係を築きながら進行していくコミュニケーションのことです。会話との違いは、関係性の出来方の違いのように考えています。つまり、会話は、軽い雑談や関係性を深くすることを意図しなくても、行うことができますが、対話は、双方が、偽ること無く自由な状態でいる必要があります。

以下、参考です。

「雑談」「対話」「議論」の違い
「雑談」=<雰囲気:自由なムード>の中での、<話の中身:たわむれのおしゃべり>
「対話」=<雰囲気:自由なムード>の中での、<話の中身:真剣な話し合い>
「議論」=<雰囲気:緊迫したムード>の中での、<話の中身:真剣な話し合い>

「いくつかの選択肢があったうちのどれが正しいか、論を戦わせ、どちらかを捨てて、どちらかをとる」ということが「議論の」典型的なかたちであり、それを効率化したものが「いい議論」ということです。「対話」というのは、それとはまったく異なるプロセスです。勝ち負けを決めるディベートでもなければ、互いに最大の利益を追求する取引でもない。むしろ、前提となっている選択肢の可能性をもう一度探るとか、評価の基準そのものを再吟味するといった方向に話し合いを進めていきます。結論を出したり、意思決定を下したりすることが目的ではないので、「対話」が「議論」に置き換え可能というわけではなく、両社は補完関係にあります。

出典:『ダイアローグ 対話する組織』 中原淳、長岡健 (共著)

当研究所の考えるコーチングとは

では、当研究所が考えるコーチングとは、なにかについて説明します。

コーチングとは、コーチが問題を解決するのではなく、クライアント(コーチングを受ける方)が、自分を見つめる中で成長しながら、自らの力で問題を解決する力を養うサポートのことです。

そして、越境コーチングは、対話を通して、クライアントさん自身が自分の構造に気づいていくことで、今まで超えることができなかった壁を超えることも戻ることも選択できる一段上の自由な状態へとクライアントを導くことを目的にしています。※非指示型のカウンセリング技術、ハーバード大学のロバートキーガン教授が提唱した成人の意識の発達理論やプロセスワーク、ゲシュタルトセラピーやコーアクティブコーチングなどをベースにしています。

なんのために成長・発達するのか?

では、なんのために成長・発達しなければいけないのでしょうか?
これは非常に難しい問いです。

私の個人的な見解として、成長というのは無理にする必要はないのだと考えます。というよりは、むしろ「乗り越えなければいけない状況や望む状態とのギャップ」が現実にでてきてしまい「その状況を乗り越えられた結果」成長した。というほうが自然なように感じています。

つまり、すべての悩みは、成長につながる大事な要素なのです。
※当事者的には、非常に苦しいですが…。

冒頭に書いたように、人にはその人に応じた、状況やステージがあります。つまり、その状況毎に、求められるあなたが変わるわけです。そこで起こる問題に対して、対処できる自分にならない限りは、状況が好転することを祈るしかありません。

極端な話をしてしまえば、現状で満足している人がいたとしたら、無理にコーチングを受ける必要はないわけです。ただ、必要な時には、苦しみながらも成長していくことができれば、問題もクリアでき一段上で楽にできる自分になれるわけです。

その状態が高まれば、当然、あなたの意識が影響する範囲も変わってきます。人との争いが少なくなったり、ご家族の関係が円滑になったり、仕事で信頼を勝ち得ることも、自分のやりたい事に進んでいくこともできるようになるでしょう。さらに成長していけば、多くの人に影響を与え、より広範囲の成果をだしていく自由な自分になることもできるでしょう。

当研究所は、そんな一段も二段も、自由に成長していくあなたを応援します。


越境コーチングブログ

本当に「素敵な女性になる」前に参考にしたい実践的考え方人生

本当に「素敵な女性になる」前に参考にしたい実践的考え方

本当に素敵な女性になるためにしなければいけない事ってなんでしょう?テレビや雑誌を開けば、人生楽しそうな人達が沢山のっている。そんな人達に憧れるけど、さて自分はどうだろうと考えた時に、どう素敵になればよいのか、いまいちよくわからない。そもそも素敵になるにはどういう事が必要なのか、その考え方について記述しております。